私は水族館が好きだ。生き物ではなく水族館という建物が好きだ。三次元的な大きさを持つ水槽をいかに配置するかや、暗さや入り組んだ通路を活かしてどのような演出がされるかを見るのが好きだ。
この前、アクアパーク品川に行ってきた。純粋な水族館というより演出やエンタメを押し出したおもしろい施設なので写真に残していたものを軽く紹介したいと思う。
カフェエリアに置かれたテーブル兼水槽。一息ついている間も水族館らしさを感じられ、ドリンクと現在アクアパークでは漫画ベルサイユのばらとのコラボが行われていて、その一コマがデザインされている。また壁や看板にはプロジェクターが活用されており、コラボによる内装変更を行いやすいように意識されていることがわかる。
神秘的な光で演出されたクラゲエリア『ジェリーフィッシュランブル』。暗さと壁や天井の鏡の相乗効果で体感的な広さはなかなかのものだった。クラゲと光の展示は他でも見たことがあるがここまでの規模はなかなか希少だと思う。
イルカショーなどが行われる屋内アリーナ、の天井の写真。ジャンプのターゲットになるボールの吊り下げ機構だけでなく演出用のスプリンクラーが仕込まれている。何より航空写真で見ると屋上駐車場の中にいきなりガラス天井が突き出ていてなかなかおもしろいことになっている。
ここでは触れなかったが水族館なのに屋内に遊園地的なアトラクションがあったりもする。近くにしながわ水族館という王道の水族館があるという状況で、個性派水族館として非常に興味深い施設だ。
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